くるくる

このワケワカメな世の中への考察

環境と欲望と人変

構造主義をご存知でしょうか。

構造(環境)によって我々の意思決定はなされているという考え方です。

 

この考え方を実体化した例があります。

電車の入口に人がたまる問題を解決するにはどうしたらよいでしょう。

構造主義の考え方を応用すれば……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入口にポールを立てるのです。

そうすると人は勝手に分散します。

そういう実例があります。

 

スマホは、環境を作りました。

いつでも見たい情報にアクセスできる環境を作りました。

そうして人に環境を欲望させました。

その環境を手に入れた人を変えました。

多くの人が電車でスマホに向き合い続けるようになりました。

 

Googleも環境を作りました。

およそなんでも検索すれば何かしらの答えが出る環境を作りました。

そうして人に環境を欲望させました。

その環境を手に入れた人を変えました。

困ったらGoogle先生に頼るようになりました。

 

パチンコ屋があります。

一攫千金の環境が出来上がります。

そうして人に環境を欲望させました。

その環境を手に入れた人を変えました。

一攫千金の思い出が忘れられず、ギャンブル中毒になります。

 

環境を作ることは、人を変える有効な手段だ。

 

ここで一つ、アイデアがある。

 

私は学校や寮を地獄の別名と考えている。

最近は不登校児が増えているらしい。

私は、学校や寮といったおかしな空間から抜け出したいと考える学生は

優秀だと考えている。

 

不登校児が問題視される理由は何か。

将来就職できず、経済的自立が見込めないと判断されるからだ。

 

……なら、私が不登校児を積極採用する会社(環境)作ればよくね?

 

不登校児は怠け者ではなく、

学校に意義が感じられない、

ノリの文化で支配が決定する人間関係が理解できない、

という子もいる。

 

そういう子がもし学校に通わず、

本人にとって意義の感じられる分野で実力をつけ、

社会問題に関心があったりするならば、

私と一緒にソーシャルビジネスでもやらん?

 

このビジネスモデルのいいところは

学校に行かなくても経済的自立を果たせる選択肢を提示できるところ。

実力、実質ある不登校児を現状構造のためにつぶさないで済むこと。

不登校児問題とソーシャルビジネスで扱う社会問題と、

二つの社会問題を解決できるところ。

 

この考え実体化したいなあ。

誰か協力して起業してくれる人いませんかー!