所有物になるのは苦手
妻。家庭の所有物。
彼女。「お前は俺のもの。」彼氏の所有物。
労働者。会社の所有物。
耐えられない。
私は絶対にお前の物なんかじゃない。
私は永遠に私の物。
あなたと関係を結び、
理解しあって、
同一とまで感じることがあれど、
だからといって
絶対にあなたのモノではない。
同一とまで感じる幸せを
永続させようとすると執着すると
所有なんて形態を取らざるを得なくなる。
あなたに所有できるほど、
私の器は小さくないと言いたくなる。
それに、あなたに所有されるほどの
器の小さい人間をそばに置いておいて
何が楽しいのだろう。
是非、新川和江さんの
『私を束ねないで』という詩を。